深蒸し茶について2016.04.07
深蒸し茶とは
今日は僕のお店のメインとしている「深蒸し茶」がどう言うお茶なのかと言う事を説明したいと思います。
簡単に言うとお茶の製造方法の事を言います。
しかしながら奥が深いのです。
収穫した茶葉から煎茶を製造する為には、まず最初の工程である「蒸し」と言われる行程に入ります。
この「蒸し」の時間を長く取るものを深蒸し茶と言います。
字の通り深く蒸すと言う事ですよね。
この製造方法を採用する事によって甘みのある濃厚で美味しいお茶になります。
深蒸し茶の特徴
「蒸し」工程で茶葉の細胞がほぐれ成分が出るように通常は30秒から40秒程度蒸す所を60秒から100秒程度蒸すと深蒸し茶と呼ばれ、180秒まで蒸すものは特蒸し茶と呼ばれます。
ちなみにGREEN*TEA WORKSHOPの深蒸し茶はこの「特蒸し茶」を使用しています。
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静岡県の山間部に比べて、僕の管理している茶畑の牧之原台地の地域の茶葉は日照時間が長いため肉厚となり、従来の製茶方法では青臭さが残り旨みの抽出も少なくなることから深蒸し製法が採用されました。
蒸した後の処理によって粉茶状の茶葉が混ざるため、深蒸し茶は通常、深緑色で濁って見えるのが特徴です。
この濁りが濃厚な味わいを生み出します。
深蒸し茶の発祥
深蒸し茶の製法の確立には諸説あり、一概にどこの町で開発されたとは言えないようです。
昭和30年代から40年代初頭までに牧之原台地一帯で改良を続けながら製法が確立したとされています。
深蒸し茶の効能
フジテレビのバイキング、、TBSのはなまるマーケット、さらにはNHKためしてガッテンの放送におい深蒸し茶が長寿に効果があると放映されました。
深蒸し茶はβカロテン、ビタミンE、クロロフィルが含まれています。
βカロテンには抗酸化作用、ビタミンEには血行促進効果、クロロフ
ィルには腸内環境を整える働きがあります。
そして、2014年健康寿命ランキングでは女性1位・男性2位に静岡
と上位を占めており、緑茶消費量が最も多いことの結びつきが近
年注目されています。
静岡県発祥の深蒸し茶は茶葉の細胞が通常のお茶より破壊されているため、本来溶け出さない茶葉の栄養成分まで、お茶に含まれるようになり、飲むことができるのです。
なぜ同じ深蒸し茶なのに値段が違うのか?
きっと気になっている方も多いと思うので深蒸し茶についてこちらの説明もさせて頂きます。
お茶の収穫時期には一番茶(4月下旬~5月中旬)、二番茶(6月)、秋番茶(9〜10月上旬)と言って、摘み取られた時期が違う物があり、早く摘み取られた方が良いもの(香りが高く、甘味、旨み成分が多い)とされています。
その為、一番茶の早く摘まれたお茶ほど高い値段で取引されます。
値段が安い物は主に二番茶が使用され、香りや甘みが少なく渋味が多くなります。
GREEN*TEA WORKSHOPの深蒸し茶は一番茶のみを使用しています。
上質な茶葉を使用した一番茶の深蒸し茶を味わって下さい。
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深蒸し茶について詳しく説明を書き綴ってみました。
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