茶への情熱
一面に広がる茶畑
幼い頃からこの茶畑を眺めながら育ち、ゴールデンウィークになれば新茶の収穫の手伝いをしていました。
まだ舗装されていなかった坂道を走っては駆け上がり袋いっぱいになったお茶を引っ張り出す。
そんな光景が毎年恒例の家族行事となっていました。
高校を卒業し東京へ上京。都会の中で生活し、また地元へ戻り会社へ就職。
２６歳の時に退社し、家業を継ぐことを決意。色々な事を経験してきたからこそ地元の良さが分かります。
昔から家業を継ごうと思っていた訳ではないけれど、いつしかお茶の魅力に取りつかれていました。
毎年四季の移り変わりを感じながら仕事が出来るのは気分もリフレッシュし、今まで気がつかなかった自然の素晴らしさを感じる時も度々。
昔から旬の食材を日本人が楽しみながら食べながら四季を感じるように茶畑の四季の移り変わりを皆さんに楽しんでもらえるような情報を伝えられたらと思っています。
茶畑は手間をかけた分良くなる
そんな事あるのか！？と就農当時は思っていました。
実は就農してすぐに大型機械を持っていた訳でもなく古い機械ばかりで調子が悪い、茶園面積も少ない等々苦労続きでした。
小作放棄茶園を借り、毎日暑い夏も休まず荒れた畑の草取り、、、土を耕し肥料設計もこだわる。
大井川農協茶園共進会 優良賞受賞
そして５年目にしてJA主催する茶園の管理を審査する大会で優良賞を頂く事が出来ました。
お茶の産地静岡で数え切れない茶畑がある中から選ばれた事に嬉しく思いました。
手間をかけた分本当に品質も良くなりました。
管理の行き届いた茶畑から出来る僕の深蒸し茶を是非味わって下さい。
経営理念
一、努力を惜しまず、安心・安全なお茶を作りお客様と共に成長していくお店作りをする。
一、様々な視点から農業の魅力・素晴らしさを伝える。
一、取引先との交流を深め長期安定的な成長をし、共存共栄を実現する。